先日、webを見ていたら、Retinaディスプレイを使って、「2048×1536ドットのディスプレイを自作する」みたいなページあたりました。
興味がわいたので私もチャレンジしてみました。
まずは、必要なものです。
1)Retinaディスプレイ (MOUMANTAIオンラインショップで購入)
2)変換基板 (AbuseMarKさんで購入)
3)各種ケーブル
4)その他
となりますw
1)Retinaディスプレイ
iPadなどで使用されているRetinaディスプレイです。2048×1536ドットのもので、補修用に売られている液晶本体です(タッチパネルはついていません)。
裏面には接続用フラットケーブルが見えます。ピンク色のものは輸送用(?)の保護板です。右下の開口部は型番などを表示した管理用(?)のシールのようです。見るからに補修部品って感じですw
2)変換基板
このディスプレイの出力はeDP(embeded DisplayPort)だそうで、eDPをDPに変換すると、普通にパソコンのDPコネクタにつなげれます。私にはその変換回路を設計する力がないので、できているものを購入します。
これがその変換基板になります。基板上、右上の白いコネクタがeDPコネクタです。わかりにくいですが、黒い部分を持ち上げて、コネクタを刺してつなげます。
コネクターの黒い部分、壊れやすいとのことで、要注意です。爪でパチンって感じで浮かせることができます。
DPとminiUSBコネクタの間にはプッシュスイッチがあります。電源のOn/Off、輝度調整などができます。
3)各種ケーブル
この変換基板は5V駆動で電源供給兼ファーム書き換え用のminiUSBコネクタを持ちます。なのでminiUSBケーブルを用意します。あとはPCとつなぐDPケーブルです。
4)その他
変換基板から液晶に電源を供給しており、電源には1.35A程度の出力が求められますので、タブレットなどを充電するのに買った、Ankerの充電器を使用します。iPad用として2Aが供給できます。
これらを組み立てていきますが・・・
eDPコネクターにフラットケーブル、ほか各ケーブル類を接続して、完成ですw電源が供給されるとDPコネクター横のLEDが青く光ります(基板上左上ちょい右の白く見えるところ)。ただこのままですと、基板がプラプラしてフラットケーブルを破損しそうなので(硬めで割れそう)、M3のネジを保護カバーにさして基板を簡易固定しました。
そして早速PCとつないで表示テストです。
あっさり表示できましたw
プロパティで見てみるとちゃんと、2048×1536となっています。Dot by Dotで表示されています。ただこの状態ですと・・・
写真のように非常に表示が細かい(9.7インチです;;;)・・・タスクバーの太さでその細かさを感じてください(汗。なので、表示を150%に拡大してみました。
だいぶ見やすくなりました^^普段はこれで使って必要に応じてDbD表示しようと思います。ちなみにサブPC用です。
今回はとりあえず表示テストですので、保護板に基板を簡単に固定して使用しましたが、自作ディスプレイですのでケースも作成したいと思っていますwケースはまだどのようにするか方針が決まっていないのですが、枠はアルミのチャンネルかアクリルで作成し、画面カバーにはポリカがいいかなとか考えています。